EP3.警察沙汰!?〜途絶えた連絡の行方〜

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そうこうしているうちに1ヶ月がたった。

着々と移動販売車の準備が進み、ついには販売場所まで確保できた。

僕は『これから始まる仕事の準備にかかる時間は絶対忘れないでおこう。』

そう決心した矢先、僕はふと車屋さんのおじさんとした会話を思い出した。

『まえのくんはな、頑張ってるしな。良かったらおじさんの店の前に車止めて販売してみぃ?』

そう言ってくれたのは紛れもなくおじさんの意向だった。

感謝するしかない気持ちになんて恩返ししたらいいか分からなかった。

僕(販売場所に困ったら電話しよう。移動販売車は場所が絶対に重要だ。。)

そう、この会話だ。

この時おじさんの言ってくれた言葉を思い出して電話をかけた。

忘れもしない、平日のお昼、カフェでの出来事だった。

『プルルルル、、、、』

『プルルルル、、』

出ない。まあ、販売が忙しいのだろう。

この時はそう思っていた。

しかし

そのあと数日にわたってなんどもかけた。

何か、車だけ買わされてしっかり信頼を切ってきたのかと思った。

しかし、やっとの7回目でやっと繋がった。

『ごめんなぁ、さっきまで収監されててなぁ、、、』

耳を疑った。しゅうかん??聞きなれない言葉だ。

そのあとのおじさんとのやり取りで、やっと警察にお世話になっていたことが判明した。

というか、なぜ収監されていたのか気になったから聞いてみた。これは単なる興味本位で、である。

するとおじさんは、しゃがれ声でこう続けた。

『いやなぁ、俺の部下がお客さんから違法にぶんどっててなぁ、それの口論の末殴ってもうたんやぁ。』

んんん!?待て待て、これはどっちが悪いというか、なぜそんな状況で殴る?

そりゃ、「お客さんからお金を違法にぶんどる」方は悪いに決まっているが、それを『許せないからと言って殴る方」もどうかと思うが?

しかし、おじさんの性格は何よりも車を買う前に色々話し込んだので分かっているつもりだ。

それにしてもそんなことで警察にお世話になっていたとはつゆ知れずだった。

だが、やっと監獄(?)から出てきたおじさんに聞いてみた。

ここからが本題である。『出店できるか、いつか?』

ということだ。

すると、おじさんはこう続けた。

『ごめんなぁ。。それでお店も、そいつに持ってかれてんなぁ。。』

はあああああああああ!???

波乱の幕開けであった。

次回『まさかの経営略奪!?〜どうなる、おじさん!〜』

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